青春時代をともに過ごしたこいつは今でも相棒である。
今週のお題「愛用しているもの」
それはスティック。
ドラマーが持っているいわゆるあれである。
今から20年ほど前、
中学生だったろっくさんは音楽に目覚める。
入り口は実家にあったアコースティックギター。
楽器の魅力にとりつかれ、
気づけば高校では吹奏楽部に入部していた。
最初はトランペットを担当していたが全く上達しないまま、
パーカッションへと移動になった。
途中でパーカスへ移動となった遅れを挽回するため、
自宅で練習するように購入したものである。
スティックにはPeal GEORGE-KAWAGUCHI MODELの文字。
失礼ながらジョージ川口さんを知らなかったのだが、
ジャズドラムの神様と呼ばれたお方らしい。
高校生の頃のろっくさんへ。
なかなか渋いものを選んでいるではありませんか。
吹奏楽部で身につけたテクニックを武器に
ロックやパンクのコピーバンドなんかもした。
Hi-STANDARDのANGRY FISTやGreen DayのBurnoutなど、
ドラムが映える曲を見つけては練習に勤しんだものである。
青春時代をともに過ごしたこいつは、
その後もろっくさんのもとに居続ける。
今でも相棒ってことは音楽もやっているのかい?
と聞かれたとしても答えはNoだ。
今ではその形状ゆえ、
足裏のツボを押すのに大活躍なのである。
時を経て用途を変えろっくさんの役に立つスティックさんへ。
ありがとう。