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震度って何段階あるか知ってるだろうか?から感じたこと。

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地震があった時に聞くあれだ。
 
答えは10段階。
(0/1/2/3/4/5弱/5強/6弱/6強/7)
 
意外と知らないのではないだろうか。
 
震度0や5と6は弱強があることが盲点だ。
 
気象庁のHPに詳しく説明されている。
 
揺れを感じなくても震度0という表現があるのである。
 
もう一つの注目すべき点は震度は7が最大ということだ。
 
つまり、天と地がひっくり返ろうが地球が真っ二つになろうが、
震度で表現すると7を超えるものはない。
 
従って、震度7で壊れないと言える建物は
この世に存在しないということである。
 
建物に関する事件があった時、
震度7でも倒壊の恐れはないと報道されることがあるが
それは厳密に言うと間違っている。
 
なんてことは一般的にはなじみが薄いために、
報道されていることを信じざるを得ない状況になる。
 
ちなみに建物の法律である建築基準法には
震度の二文字は無い。
 
ということはそもそも建物が震度◯◯まで耐えられる
と表現することは難しいのである。
 
表立った情報の裏側には様々な背景がある。
ということを自分の専門分野を通じて感じる次第である。