A_LIFE Blog

ええおっちゃんになりたいおっちゃんによるブログ。カメラと自転車と英語と酒と泪と男と女と時々建築

           

こんなはずじゃなかった!今の仕事を選んだ理由

今週のお題「今の仕事を選んだ理由」

f:id:urocksan:20160116180303j:plain

 

なんかかっこええやん!素敵やん!

くらいの軽い気持ちで進学時に建築を選んだ僕は学生時代に非常に後悔するのだが就活する中で建設業以外の選択肢はなかった。

 

建設業は大雑把に分けると、建物を考える人(設計)と建物を造る人(現場)とにわかれる。どちらかというと設計は狭き門であり、志望をしていても配属先は現場なんてことも珍しい話しではない。さらに建設業と一口に言っても、ハウスメーカー、ゼネコン、設備メーカー、建材関係…とその職種は多岐にわたる。

 

この職種がいい!という希望がなかった僕は手当たり次第にいろんな会社を受けるのだが、その中で導き出した答えは現場の仕事がしたい!であった。その後、建設会社に絞って就活をした結果めでたく就職することができた。

 

就職直後の出来事

本題はここからである。建設会社に就職したといっても現場への配属が約束されているわけではないのだ。しかし、設計志望で配属が現場ということはあってもその逆はないだろうから現場配属間違いなしと楽観視していた。というよりそれ以外のことは全く考えていなかった。

 

僕が入社した会社は最初の研修の後にみんなの前で一人ずつ配属先を発表されるシステムだった。「××さんは〇〇作業所配属(〇〇は地名)」人事部の人が発表する配属先には地名が含まれている。自分の順番が近づいてきて気分が高揚している僕だが発表された瞬間自分の耳を疑う。

 

 ろっくさんは設計部配属

 

え!? 冗談きついっすよ!? 

面接の時に現場志望って言いましたよね!? ……

 

いろんな言葉がグルグル回るが聞き間違いではなかった。設計は狭き門ですよという前振りから自慢に聞こえるかもしれないが、後々知った配属理由は僕が優秀だからではなく単純に車を持っていないから。なんじゃそりゃ!

 

いきなり自分の希望とは異なる部署に配属され入社早々やる気をなくした僕は会社を辞めようかとさえ思ったのだが食わず嫌いもなんだか気分が悪い。そんなこんなでそのまま現在に至るのである。

 

今の仕事を選んだ理由

そんなものはない。

建設業という大枠を決めたのは自分自身だが、今の仕事はまわり巡ってきた運命によって偶然決まったものである。しかし、その後転職をする際に選んだ職種も最初と同じである。結果的に天職だったのかもしれない。住めば都とはよく言ったものだ。なんて都合のいいことばっかり考えている今日この頃である。

 

rocksan.hatenablog.com