三脚探しの旅 終着駅はVelbon UT-53Qであった。
長旅であった。実に長旅であった。
自転車移動をメインとするろっくさんはコンパクトなトラベル三脚を探していた。
結果的に写真のVelbon UT-53Qにしたわけだが、
ヨドバシカメラに足を運ぶ中で感じたそれぞれの印象は下記の通りだ。
Velbon UT-53Q
43Qや63Qというラインナップもあるが、
ろっくさん的には値段とスペックのバランスは53Qが良い。
クイックシューが大きい、縮長が短い(275mm)、
全高が高い、水準器があるといった特徴がある。
脚を伸ばすウルトラロック機構は、
伸ばす縮めるはすばやくできるのだが途中高さの固定するがやりづらい。
それがネックであった。
ヨドバシカメラの店員さんにその悩みを打ち明けたところ、
こうやったらいいんですよと教えてくれた姿があまりにも華麗であった。
あまりにも華麗であった。(2回目)
グッ!シュッ!スルスル!っである。
これが決定打になった。
ネットにはない実店舗の良さを体感した瞬間だ。
店員さん。ありがとう!
Manfrotto Befree
このタイプは割と早い段階で選択肢から外した。
理由は以下のとおりである。(個人的な意見なので悪しからず。)
- 自由雲台と水平方向の操作するためのツマミが一つ
慣れだろうがけっこう扱いづらい。
- 折りたたんだ時に雲台がうまく脚の間に納められない
へたっぴなだけかも。
- 若干全高が低め
身長177cmのろっくさんはエレベーターを使っても若干かがむ。
Vanguard Veoシリーズ
三脚をセットする際、
他の2メーカーは脚(3本)をクルッとするのに対して
Veoシリーズはエレベーター(1本)をクルッとするため手間が少ない。
実はかなりこのシリーズに傾いていた。
気分が高揚したろっくさんは
最上位グレードのカーボンのものを買ってしまおうかとさえ思っていた。
理由はこんなところである。
- UT-53Qの脚伸ばし問題はこちらにはない。
- 耐荷重が大きい。
- オレンジなんだかかっこいい!
結果的に選ばなかったのは、
- 脚を固定するロックの解除はけっこう手が痛い&握力がいる。
- 店員さんとのコミュニケーションにより勘違いが発覚した耐荷重問題。
- Befreeと同じく若干全高が低め。
- クイックシューが小さい&コイン式。
ついに手に入れた三脚。
鬼に金棒とまではいかないが水を得た魚のようでもないが
これからの写真ライフが楽しみになった。