Amazonの作戦にまんまとはまってその後の物欲へと続くサラリーマンの話し
超絶理系の僕でも本を読むこと自体は好きなのだ。これでも月に2,3冊は読んでいたし、趣味は?と問われれば読書ですと恥ずかしげもなく答えていた。しかし、頻繁に買うと自宅が本だらけになるし持ち歩くと荷物が増えてカバンが重くなる。そんなこんなでしばらく本を読むことから遠ざかっていた。
Kindle本の登場
今更登場も何も数年前からあったものなんでしょうけどね。なんかスマホやタブレットで本を読むんでしょ!くらいの認識で利用をしたことはなかった。紙の本を読まないと読んだ気がしないからKindleを利用しない!本自体しばらく読んでないのにそんな生意気なことを考えていた。
そんな中Amazonのサイトを覗いた際に、Kindle本には無料のものが結構あることに気づく。漫画だけでなく夏目漱石や芥川龍之介など名作と言われる類のものも多くある。ただより高いものはない。そんな名言を気にしながらポチる。
海賊とよばれた男の登場
2013年に本屋大賞を受賞した百田尚樹氏の著書の漫画版がある。現在6巻まで発売されていて1巻が無料だったので試しに読んでみようかくらいの気持ちでポチった。
出光の創業者をモデルにしたこの物語に見事に引き込まれ、気づけばセット販売をしていた残りの5巻もまとめ買いしていた。撒き餌(1巻)におびき寄せられ餌(2〜6巻)をまんまと食べてしまったわけだ。
ちなみにこのKindle本。紙の本よりいくらか安くなっており、Amazonのセット販売があるものはさらにお求めやすくなっているようだ。購入当時は1巻が無料で残りの5巻がセット販売で2,700円だったが、今確認してみると1〜6巻のセット販売で3,240円になっていた。
購入時期によって値段が多少変わるようなので欲しい本が無料になっていたら迷わずポチることだ。しかしこれもAmazonの作戦に違いない。わかっちゃいるけどやめられない。うまいこと考えますな〜。
Kindle本を読む端末探しへと出る
僕はiPhone5sで読んでいる。活字の本は字の大きさを調整できるので特別問題ないのだが漫画はそういうわけにはいかない。拡大縮小をしながらじゃないと文字を読むことができない。
なんかいいものはないかとググるとKindle Paperwhiteを見つけた。Kindle本を読む専用の端末である。軽いし電池のもちもいいようだし購入しようとしたがここで思い留まる。
Amazonに踊らされるのはここまでだ!Kindle本専用の端末を買うのはもったいない。写真も撮ってすぐに大きい画面で見たいしいっそのことiPadにしよう。そんな思いがフツフツと僕の中に湧いてくるのである。結局AmazonからAppleに移行しただけか?
いずれにせよホイホイ買うことができる代物ではない。
今日も悩めるサラリーマンは行く。